心霊図書館 > 「心霊研究とその帰趨(神霊主義)」

心霊研究とその帰趨

九、卓子浮揚並に物品引寄現象

 大分心霊事実の紹介並に検討が進んで来たので、気の早い読者はあるいはモーこの辺で沢山だと言われるかも知れない。実際素直な心で、事実を事実として受け容れることのできる雅量の所有者には、これまでに講述したところでそろそろ充分かも知れない。これに対して詐術説も歯ぶしが立ちそうもなし、幻錯覚説も到底駄目らしいし、精神説もコジツケ過ぎるし、さてそうなると否が応でも神霊論者の主張する通り、矢張り普通の物質的現象世界の奥にはる超現象的エーテル界が存在し、しかもそれは一部の宗教者流の唱えるように、無差別平等の世界でもなければ、又神様がたった一人で寂びしく暮している場所でもなく、それぞれ特異の境涯に置かるる個性の所有者達が活発な生活を営みつつある差別の世界であるらしいという事になる。いかにこれを揉み消したいと言ったところで到底できない相談らしい。到底できない相談なら一時も早く之に見切りをつけるのが勝ちだろうということになる。

 が、近代心霊学界にはまだまだ種々雑多の証拠事実が蓄積されてるから、われわれとしては念のめに、一と通りその全部に眼を通していただきたい。兎角物事は急ぐと仕損ずる。最後の結論はできるだけ後廻あとまわしにしてもらって、気長に十二分の準備を施してもらいたい。もともと確乎かっこ不動の人生の指導原理を樹立するという事は実に容易ならぬ仕事である。ただの一個所でも弱点があればすべては其所そこから崩壊する。既成の宗教、既成の学説が現代人に対して権威を失った所以ゆえんを考えればけだし思い半ばに過ぎるであろう。

 で、んな次第で、本章では物理的心霊現象中最も普通な卓子浮揚並に物品引寄せにきてのべることにした。前者は卓子その他の物品が手離しで空中数尺の高さに浮揚し、又飛行する現象で、西洋ではこれをレヴィテーションと呼んでいる。後者は、これも何等の人為的又物理的の装置なしに、種々の物品、時とすれば生きた動植物等が密閉された実験室内に引寄せられる現象で、西洋では普通これをアッポルツと呼んでる。はなはだしきは生きた人間がこの方法で遠方へ運搬された事実さえもある。何にしろあらゆる物理的心霊現象中、最も露骨で、単純で、そして突飛であるので、しばしば手品師等から詐術呼ばわりをされるが、幸い故クローフォード博士のような篤学者が現われ、優れた霊媒を用いて精到せいとう緻密ちみつな卓子浮揚の実験を重ね、その内面装置までも徹底的に究明してくれたので、今日では最早もはやこの現象に対して疑惑を挿む余地はなくなった。私は不取敢とりあえずクローフォード博士の研究を紹介することにする。

 クローフォード博士の卓子実験――クローフォード博士はベルフアスト市、クイン大学の力学講座担任者であっただけありて、この種の心霊現象の討究を為すに当りても、もっぱら力学上の知識を応用してるのがその顕著なる特色である。博士にとりてはなはだ幸運だったのはカスリィン・ゴライヤーという優れた物理的霊媒を手に入れたことで、一九一四年から同二〇年まで満六年間、ほとんど一週に一回づつ実験を続行することができた。貧しくはあるが、一家挙って神霊主義の信奉者で、極力斯道しどうの擁護者をもって任じてくれたので、その実験成績が特に良好であった。又彼女の背後に控えている一団の司配霊しはいれい達も大へん有力で、いかに彼等が最大の好意をもって博士の研究を援助してくれたかは、博士の著書の中に随所に漏らされている。『心霊現象の確実性』の巻頭に掲げられている概説はこの種の実験を行う者のめには無上の参考となると思うから、その一部を紹介する。――

『すべて心霊実験を行うには、ここに霊媒を中心として協力的に動作するところのサアクルを組織することが必要である。私がゴライヤー家の卓子浮揚現象を実験した場合には、それが七人の人達から成立した。即ちカスリイン嬢を中心として、その義兄のモリソン、同夫人、姉のリリイ、アンナ、弟のサミユル、父のゴライヤー等の諸氏である。七人が七人とも皆同族の人達で、不思議にもことごとく多少の霊媒的素質を有ってり、霊言、自動書記、卓子運動等を行る。しかし家族中の花形は何と言っても四人の姉妹中の最年少者たるカスリイン嬢でその霊媒的天分は遺伝的らしく、母方の系統中にそれが発見される……。さて心霊実験においいやしくも良好な成績を収めようと思わば、ぎの諸条件を成るべく完全に具備するを要する。即ち(一)有力なる霊媒、(二)右の霊感を擁護する一座、(三)霊媒並に一座の人達が精神的に団結し、言わば一心同体の働きをなして、もって天下公衆のめに最大の効果を挙げんとする覚悟あること、(四)前記の人達と目的を同うする霊界の居住者、即ち司配霊しはいれいがこれに関与すること、(五)実験が厳密なる統制下に行われ、任意的偶発的であってはならぬこと、以上である。お、私の経験からいえば霊媒並にその一座が金儲けを主なる目的とする時に、その実験は無価値である。無論私はその労力に対して正当なる報酬を受けるのを不当とするのではない。ただ彼等が金銭の多寡のみに眼がくらむ場合にその現象は全然信頼するに足りないというのである。私にとりてはなはだ幸福であったことは、独り適当な霊媒並に一座が恵まれたばかりでなく、霊界にも私を助くる適当な人物が多数たことである。私と霊界居住者との間には驚くべき協同関係が成立していた。私がいつどこで実験会を催しても、彼等は必らず幽冥の世界から出動して私を助け、いかなる科学的実験にも服すべく最善の努力をおしまなかった……。』

 実験の状況は簡単を期するめに個条書きにする。――

(一)実験室の灯火は瓦斯ガスを用い、これを赤色のガラスの角灯で包み、光度は普通のコックで加減した。暗闇の中で一度も実験会を開かなかった。

(二)座を組織する七人は円形を描いて座り、最初三十分間位相互に手と手をつなぐ、問題の卓子は 円座の中央に据える。卓子浮揚後は組んだ手を離しても差支さしつかえない。

(三)卓子は手放しで、最高四フィートの高さにのぼる。空中でいろいろの傾斜又は回転運動をする。

(四)霊媒は通常意識のままで残り、本人自身興味をもって現象の見物をしている。

(五)卓子にくわえらるる無形の力は往々百二十封度ポンドに達する。何人も卓子の運動を阻止し得た例がない。

(六)卓子以外の物品、例えば呼鈴、喇叭ラッパ等も同時に猛運動を開始する。

(七)実験中諸種の敲音ラップが起り、これ相図あいずとして司配霊しはいれい達と通信を行う。

(八)又しばしば諸種の騒音、例えば衝撃性のもの、摩擦性のものが起り、此等これらは蓄音器のレコードに収められた。

(九)霊媒を衡器こうきの上に載せて置くと、卓子が上昇すれば、ほぼ卓子の重量だけが霊媒の目方に加わる。

(十)卓子浮揚中マグネシュームを焚いて写真を撮ると、エクトプラズムで出来た腕木状の支柱が写った。それは主に霊媒の膝又は踵の辺から発出し、次第に上方に彎曲わんきょくして卓子の底辺に膠着し、かくして卓子を下から突張つっぱり上げるらしい。右の支柱は必要に応じて一本又は数本であり、又細くも太くもなる。その運動は驚くべく迅速である。

(十一)エクトプラズムの抽出による霊媒の体量減少の極量は五十四封度ポンド半(彼女の通常体量は約百二十八封度ポンド

(十二)エクトプラズムの抽出の結果普通五十二の霊媒の脈搏が百二十六に達する。

(十三)エクトプラズムの出入は色素を用いて確かめた。即ちその出入のはげしい彼女の靴の内部に洋紅の粉末を置いて見ると、洋紅は靴足袋を染め、更に両脚を伝わって臀部の辺、脊椎の底部までも達し、半股引が紅く染まる。

(十四)クローフォード博士は卓子浮揚中実験室内をあちこちと歩きまわり、卓子の下をくぐって見たり、卓子と霊媒との中間に入って見たり、又実測用の器械を卓子の下に置いて見たりしても、浮揚現象は依然として続いた。

 以上の結果から帰納してクローフォード博士は卓子浮揚現象の事実と理論とを純学術的に確立することに成功した。即ち卓子浮揚現象は詐術でもない、幻錯覚の所産でもない、又単に霊媒の不可思議能力の所為でもない。それはあきらかに人間と霊界居住者との協同作業であり、そしてそれは当然上昇するような装置の下に上昇するところの純力学的装置なのである。

 従来ややもすれば不可解の疑雲ぎうんにとざされ勝ちであった心霊現象の機構をば、かくも白日の下にさらけ出したクローフォード博士の功績は、たしかに永遠に紀念きねんするに足りると思う。

 卓子浮揚の霊媒は他にもすくなくないが、以上の講述で充分だと思うので他は省略する。ちなみにクローフォード博士の死後、ゴライヤー嬢は結婚し、その後久しく実験に遠ざかっていたが、その良人もまた熱心な心霊研究者らしく、近来又実験熱が復活して来た模様であるのは歓ばしい。

 物品引寄――今度は物品引寄現象にきてのべる。この方面にも名霊媒は少なくないが、代表的なのは、濠州メルボルンに住むチャールス・ペーレーであろう。実験の概況は左の通りである。――

(一)実験に際して着衣全部を脱がせ、特に調製せる大きな袋の中に霊媒を入れ、首の辺で紐を緊める。

 その上で更にこれを大きな籠の中に入れる。籠は床板に螺旋ねじでとめられてある。

(二)霊媒はいつも深い入神状態に入る。

(三)霊媒の背後には多数の司配霊しはいれいがついてり、それぞれ分担が違う。物品引寄の担任者は印度の名門であったと自称するアブダルという霊魂。

(四)消灯後数秒又は幾分にして、種々の物品が立会人達の掌中に置かれたり、又は床上に落されたりする。

(五)引寄せられる物品は通例生きた小鳥、鳥の巣、焼物製の牌類タブレット、青銅並に琥珀金こはくきん製の古代貨幣、宝石、生きた植物、蒸したての烟の出る菓子等々。

 人体引寄――物品引寄は驚くべき現象ではあるが、しかしあらゆる引寄現象の中で特に驚心駭目に値するのは人体引寄現象である。ただ遺憾いかんながらこの現象はまだ突発的に起る丈で、時と場所とを決めて純学問的に実験するところまで進んでいないが、しかし近代心霊学界において、そうした破天荒の事実が二件ほど存在する。一は一八七一年(明治四年)六月三日ロンドンの某実験会において、ガッピイ夫人(霊媒能力者)と称する大女が、だしぬけに三マイルの距離にある彼女の自宅から実験室内に引寄せられた件である。他の一つは一九二七年(昭和二年)七月二十九日午後十一時頃、伊太利イタリアミラノ附近の名門スコット侯爵邸において催された実験会において、同侯爵が約六十メートルの距離に連れ出された件である。いずれも正確無比の出来事で一点疑うべき余地がない。ことに後者は時代もはなはだ新しく、又ボザノ教授並にハック夫人のような心霊学界の代表的人物が、これに立会ってたのであるから尚更である。ハック夫人には右に関する立派な著書もあるが、お私としては直接同夫人から当時の実況をきかされもした。左にその概況を摘記する。――

(一)同夜の実験会はスコット侯爵を霊媒とし、直接談話現象を起すのが目的で開かれたもので、スコット侯爵夫妻の外にハック夫人、ボザノ教授等、総計十五人の人々が参集した。

(二)消灯は午後十時四十分であった。間もなく室内には強風が起ったり、卓子が引きづられたりした。

(三)そのうち俄然として侯爵が『私の両脚がなくなった』と叫んだ。後はしばらく無気味の沈黙。やがて一同相談の上で赤灯をつけて見ると、侯爵の姿は室内の何所にも見出されなかった。室には鍵がおろしてあったが、それには何の異状もなかった。

(四)一同は室の扉を開け、二時間半にわたりて邸内の各室を捜索したが侯爵の姿は見当らなかった。

(五)百計尽きて霊示を仰ぐこととなり、ハック夫人が自動書記を試みると『心配には及ばぬ。われわれが監視してる……侯爵は物にもたれて目下熟睡している……彼は邸内にるが、しかし離れている……』という意味の通信が現われた。

(六)更に重ねて質問するとようやく具体的通信が出た。『右にとりて進み、それから戸外に出る。壁と門……彼は眠っている……枯草……枯草……柔かい場所……行って捜せ! 案内してやる……。』

(七)そこで霊示に従い、右に取りて穀倉に向って急行した。が、厩舎の入口の大扉に錠がおりてたので、鍵を取って来て扉を開けて進むと、前方に高い鼾声かんせいが聞えた。

(八)其所そこにも錠が降りていたので、又それを開けて入って見ると、はたして枯草と燕麦えんばくとの堆積した中に埋もれてスコット侯爵が心地よげに熟睡していた。

(九)眼を覚した侯爵は自分が発狂したのではないかと誤解して声を放って号泣した。

(十)発見したのが午前三時、姿を消したのが午後十一時頃であるから、まるまる三時間半にわたりてスコット侯爵は雲隠れしていた訳である。

 梗概こうがいで読んだのではさして興味もあるまいが、当夜の当事者達にとりてそれが劇的の大々的異常事件であったことは想像に難くないと思う。

 龜井霊媒の実験――卓子浮揚、物品引寄等の霊媒としては、日本にも龜井三郎氏があり、実験回数すでに百回以上に上る。昭和五年一月二十八日大阪心斎橋服部時計店に於ける実験記事(『心霊と人生誌』昭和五年三月号)の一部を抄録する。――

『……現象発生の順序で列挙すれば

 第一が鈴、笛、喇叭ラッパ、ハーモニカ等楽器類の活動

であった。これは同氏の実験の初期に必らず起る現象で特記するに足りないが、ただ捕鼠器の中央に針線で釣ってある呼子の笛が鳴ったことは特記せねばならぬ。右の捕鼠器の周囲は日本紙で貼りつめ、封印を施してあるので、人間業では到底その内部の笛は鳴らせない仕掛けになっている…‥。

  第二が卓子浮揚現象

であった。卓子の前面に夜光液を塗った光章二個を附けてあるので、その所在は暗中にありてもよく判る。卓子の重量は一貫九百五十もんめである。龜井氏の卓子浮揚の最高レコードは六尺内外であるが、この日の浮揚はむしろ不成績の部で、約二尺位に過ぎなかった。それでも数回にわたりて昇ったり降りたりした。

  第三が腕時計抜き取り現象

であった。これは麻縄で両手をくくられ霊媒の手首に腕時計をビジヨウでとめて置くと、いつの間にかスポリと時計だけ腕から抜き取られる現象で、すでにしばしば実験されたことである。今回もその通りで、抜かれた時計は第二卓子の上、洗面器の側に置かれてあった。

  第四がゴム毬、セルロイド玩具類の大飛躍で、

これ等はいずれも夜光液を充分に施してあるので目覚めるばかり美しい。それ等が霊媒の身辺から二間余の距離に飛び、立会人の頭上を掠めて猛烈に廻転飛行又は跳躍運動を行ったのである……。

  第五が赤光線下の洗面器浮遊現象

であった。赤灯は写真の暗箱式のもので、スウィッチをもって点滅を行う装置である。その前面数寸の個所に白瀬戸ひきの洗面器を据えつけ、水も少し入れてある。司配霊しはいれいのモゴールはゴム毬等を飛ばした後で直ちにその浮揚に着手した。赤灯が自然に点いて赤光線が放射された。その前面の洗面器は、しばらくその光を浴びて静止していたが、やがて傾き加減に一寸、二寸と上昇し、最後に七八寸ばかり極めて分明に空中に浮き上った。二三秒停止の後徐ろに卓上に下降した。最後に何等の予告なしに行われたのが

  第六の鉢植の万年青おもと引寄の現象

であった。それは洗面器上昇後実験終了までの約二十分間においていつの間にか行われたもので、点灯と同時に立会人一同あっと感歎の声を挙げた。万年青おもとの葉の長さは七寸許、鉢は青磁、濡れた土が固くつまっていた。ただしその植木鉢が何所から持って来られたのかは今もって不明である……。』

 龜井氏には近来他にもいろいろの現象が起りつつあるが、以上をもってしても創業時代の日本心霊学界のめにすこぶる気を吐くものというべきであろう。この際第四章で一言した故長南年恵女が今お健在であり、数十本の密封せる壜中に一時に薬液を引寄せてくれればと思うの念にえないが、今更いかんともするに由なしである。

 内面装置――最後に私はこの種の現象の内面装置にきて一言してこの章をおわろう。卓子浮揚と物品引寄せとは外形的には全然趣を異にしてるように見ゆるが、その根本原理はほぼ同一で、つまり任意に

  物体の形を固形から気体又は液体に迅速に変えること

がその要領であるらしい。即ち卓子とその他の物品の浮揚にありては、霊媒の肉体を原料として、その中から現象の作成に必要なるエクトブラズムを抽出し、これを用いて適宜の紐又は支柱を作るのであろう。これは現象の発生中に霊媒の体量が著しく減少することで明白である。又物品引寄にありては、恐らく多くの場合、移動すべき品物又は人体を気体又はそれ以上に稀薄なるエーテル体に一時還源かんげんしてしまうのであろう。それだから平気で遠距離をも通過し、又平気で鍵をかけた扉をも貫通するのであろう。人体の気化などというとはなはだ突飛不合理のように聞えるかも知れぬが、エクトプラズムが平気で霊媒の体内から出入する所をかんがえれば、よしそれが困難事には相違ないとしても、断じて不可能事とはわれないと思う。すくなくとも多くの霊界通信はそうわれわれに説明する。

 もちろん、人間の立場からいえば以上は一の仮説たるにとどまり、人間の有する現在の科学でこれを実証する力はない。し人間が強いてこの筆法で引寄せでもおこなおうものなら、人だって、動植物だって、ことごとく死んでしまうに決っている。殺さずにれる時代もあるいは他日到来するかも知れないが、しかし現状から推定すれば到底それが近き将来の問題とも思われない。で、われわれはかかる心霊事実に逢着する時に、ドーあっても人間以外、あるいは人間以上の存在を認めぬ訳には行かなくなるのである。


(参考書)

The Reality of Psychic Phenomena. Psychic Structures. Experiments in Psychic Science. By Dr. D. S. Crawford.

右三書いずれも卓子浮揚現象の精緻なる実験記録並に理論であり、挿絵も豊富である。斯界しかい不朽の名著。

Modern Psychic Mysteries. By G. Kelley Hack.

スコット侯爵の諸現象に対する、立会人としての綿密なる記録である。

Experiences of Spiritualism with D. D. Home. By Lord Dunraven,

Life of D. D. Home. By Mrs. Home.

物理的大霊媒ホームに関する重要な記録。

The Facts of Psychic Science. By C. Holms.

 一般に心霊現象を取扱った書物であるが、卓子浮揚その他に関する記事が沢山紹介されている。斯界しかい有数の好参考書。

心霊と人生』誌

龜井霊媒に関する記録は昭和四年九月、十月、十一月、十二月、昭和五年一月、二月、三月、四月、五月、昭和八年八月、九月、十月、十一月等に載せてある。又伊太利イタリアのスコット侯爵に関する記事は昭和四年七月、八月、九月、十月、十一月に続載されている。

続幽魂問答』 (心霊文庫 第三篇)

付録に『長南年恵物語』が収めてある。

岩間山人と三尺坊』 浅野和三郎編

人間が天狗にさらわれた記録である。本章に説いてある心霊眼でこれを観れば必ずしも奇怪事でないことを発見するであろう。



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