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心霊小品集

 源次郎の怨霊と、小松並樹との間には、それから約一時間にわたって問答が行われたが、それはここに発表する限りでない。読者にはただ小松がある方法をもって、源次郎の怨霊を鎮圧したことを記憶して貰えばよい。兎に角奥田一家に対する怨霊の崇りは、敬三少年の死を最後として、それからは全然暴威をふるうことが出来ないことになったのである。

 奥田家の人々は、その後平和な島の生活を続けている。

(十四、六、十)


怨霊(5)

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龍宮行き(1)


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