再生問題の検討
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淺野和三郎編
底本:「心霊文庫第16篇 再生問題の検討」
心霊科学研究会
1940(昭和15)年09月01日発行
※ 青空文庫の「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に基づいて、底本の旧字表記をあらためました。
※ 底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。
※ また、HTML化に際して、底本中の傍点表記を、下線表記に置き換えました。
はしがき
再生問題は、古来可なり論議されましたが、其の性質極めて隠微なところから、まだ是れで動かぬ結論というところまでは達して居らぬようであります。
本篇には、著者が此の問題に対して、如何に思索を進められたかの経路を示すべく、発表されたものを、年代順に集めました。唯『再生説と古神道』は、『心霊学より日本神道を観る』に収められてあり、又『創造的再生説につき反対論に答う』の一篇は、編者に少しく考うるところあって、共に此の篇には収めぬことにしました。
再生については、マイヤースの『永遠の大道』『類魂』中にも述べられてありますから、彼此参照されるならば、再生に含まるる意義が、略々明らかにし得ることと思われます。何れにしても、再生は心霊研究によるのでなければ、到底解決さるべき問題でないこと丈は、断言して差支ないうようであります。
編者としても、再生につき、別個の見解を持するものでありますが、茲にそれを云々すべき限りでありませんから、単に此の篇の紹介に止めて置く次第です。
昭和十五年 月
編者 浅野正恭識
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