二つの怪奇な心霊現象

Today:1 / Yesterday:2 / Total:23775

   ◇土佐の集団的怪奇現象

   ◇一家にからまる因縁談

淺野和三郎著

 

底本:「心霊文庫第13篇 二つの怪奇な心靈現象」

 心霊科学研究会

1940(昭和15)年03月01日発行

1952(昭和27)年04月10日再版

※ 青空文庫の「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に基づいて、底本の旧字表記をあらためました。

※ 底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。

※ また、HTML化に際して、底本中の傍点表記を、下線表記に置き換えました。

入力: いさお


はしがき

 本篇には土佐の集団的怪現象と、横森家にからまる因縁譚とを収めてあります。前者は西洋でポルタアガイスト現象といわるるものですが、こんなに集団的に行われたものは、そう滅多になく、全く珍奇といってもよいでしょう。読過して行くうちに、不思議という感じよりは、むしろ滑稽劇の筋書でも読む心地して、おのずから破顔を禁じ得なくなります。年代はチトふるいが、公文書に拠るといふことですから、全くの事実に相違ないでしょう。

 後者は著者が親しく調査した事実で、長南年恵物語と、多少似通ったところがないでもないが、因縁の深刻さを語る点に至っては、全く戦慄に値するものがあります。共に得易からざる心霊事実として、これを一本にあわせ録して刊行することに致しました。

  昭和十五年二月

編纂者識


 

目  次

はしがき


心霊図書館: 連絡先