ステッドの通信

三四 ステッドの挨拶


(左記はこの通信がいよいよスコット女史によりて公表される運びになったと聞いた時にステッドが答えた言葉です)

ステッド『いよいよこれが書物として発行されるそうで、はなは欣快きんかいの至りにえません。成るべくこの通信を多数の人々の手許に届かせたいのが私の願望です。もともとこの通信はあなたに対して発したものではなく、聴いてくださるすべての人々に対して発したものです。あなたはただ歓んで私の道具になってくだすった丈であります。

私の目的は地上の人達に幸福な未来の存在を知らせたいばかりであります。――それは愉快なる寸暇なき仕事の生活です歪曲せる躯も心も真直に引き延ばさるる生活です愛と親しみの充ち充ちた生活です神に就いての観念の次第に高まり次第に精錬されて行く生活です

『この通信がすべての人の手許にとどこうとは到底期待されませんが、これをお読みになってこれあるかなと思召しの方は何卒どうぞその趣旨を広く世にお伝えください。――ダブルュー・テ ィ・ステッド。』


三三 生命と性

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終わり


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